Fさんは、昨夜あまり眠れなかったようで
少し眠い日でしたが、
眠ってしまうことなく、よく頑張りました。 はじまりの会では、歌を歌いかけると目を大きくして
始まりを感じ取っていました。 名前呼びには、右の眉を動かして応えることができました。 英語では、「イースター」について
” イースターとは?”
”イースターはいつ?”
など学習しました。
イースターにちなんだお菓子をを用意し
Fさんに好きなものを選んでもらいました。 クッキーは、
「プリン味チョコクッキー」「ストロベリー&バナナのチョコクッキー」 から
プリン味を選びました。
「ひよこパン」と「たまごケーキ」では、
ひよこパンを選びました。(瞳を動かして) クッキーの甘い香りも味わいました。 ターシャ・チューダー作「イースターのおはなし」の読み聞かせをしました。
英語の文章を1ページ読んで
日本語訳を読みという形式で読み進めました。 『もし、あなたが一年間、ずっといい子だったなら、
イースターのまえの夜、すてきなゆめが見られるかも』
というフレーズは、真剣な表情で聴いていました。 音楽では、リコーダー演奏と春の歌を歌いました。 リコーダー演奏の
「私を泣かせてください」「Lovers Concert」を、
穏やかな表情で聴いていました。
「うるわし春よ」「春へのあこがれ」「いつも何度でも」の歌では、
「いつも何度でも」の時に『知ってる・知ってる』というように、
瞳を大きくしていました。 『もう一度やりますか?』の問いかけに
瞳を動かして応え、2回歌いました。 後半は、身体の取り組みと国語の学習をしました。
手・足をゆっくりマッサージしました。
右手の指をゆっくり伸ばすと、力が抜けて広がりました。
介助の手を離すと、自分で元の位置に戻しました。 曲げたり伸ばしたりが上手にできました。 国語では、「ぶす」(狂言えほん)の読み聞かせをしました。
眠そうでしたが、がんばって
眠ってしまうことなく話を聞くことができました。 太郎冠者と次郎冠者がみずあめを食べてしまい、
そこへ主人が帰ってきて、食べてしまったことが見つかる場面は、
少しドキドキしながら聞いているFさんでした。