今日は、とても寒い日でしたが Fさんは、目覚めていてアラーム音でたくさん気持ちを伝えてくれました。 前半は、身体の取り組みをしました。
今日もいつものように右側の肩甲骨周辺から腕をマッサージして、下肢のマッサージをしました。 体調が良いようで、手先や足先も温かく気持ち良さそうにマッサージを受けとめていました。
背中に手を入れて少し浮かす動きもしましたが穏やかな表情で受け止めることができていました。 生活では「手湯」をしました。 今回は、簡単に温まることのできる手湯を酒粕を使って楽しみました。 使うものは、酒粕と手拭いだけ。(酒粕には、肌のシミを抑える効果があるそうです。) 酒粕を顔の近くに持っていくと、すぐに香りに気づき、目を大きくして香りを味わっていました。 酒粕を手拭いに包み、お湯につけながら、右手をお湯の中でマッサージ。
温かいお湯に酒粕が溶けていい香りが漂います。 ゆっくり、指も丁寧にマッサージすると目を大きくしていました。アラーム音を鳴らして「「気持ちいいよ!」と伝えたりもしました。 マッサージ後の右手は、温まり、しっとりしました。 はじまりの会では、「始まりの歌」が始まると、表情が明るくなり、
曲の終わりでタイミング良くアラーム音を鳴らしました。 名前呼びには、眉を大きく動かすと同時にアラーム音も鳴らして応えることができました。
今月に歌で「クリスマスがやってくる」を歌いかけると瞳を大きくしていました。 音楽では、クリスマスの歌を歌ったり、グロッケン演奏を聴いたりしました。 「もみの木」の歌は、穏やかな表情で聴いていました。
「荒野のはてに」をグロッケンで演奏すると「知ってる!知ってる!」と言っているように
アラーム音をたくさん鳴らしました。
以前に聴いたことがあるのを思い出しているようでした。
クラシック音楽の鑑賞をしました。 一曲目は、ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
この曲は、あまり馴染みがなかったようで、穏やかな表情で聴いていました。 2曲目のベートーベン:交響曲第9番。
力強い合唱を目を大きくして聴いていました。 鑑賞後「よろこびの歌」を日本語と、ドイツ語で歌いかけました。
ドイツ語で歌いかけた時に、一緒に歌っているようにアラーム音をたくさん鳴らしていました。 国語では、絵本「だれも知らないサンタの秘密」と「クリスマスの森」の2作から
Fさんの好きな本を選んでもらいました。 「クリスマスの森」を選びました。
プレゼントを最初に届ける家の近くまで来たサンタが疲れてしまって、眠くなり、
眠気覚ましにコーヒーを飲みました。そこまではよかったのですが・・・。 ついでに奥さんの作ってくれたお弁当のサンドイッチとケーキを食べてしまいます。
(お弁当は、お仕事が終わったら食べるようにと用意してもらったものでした) お腹がいっぱいになったサンタは、「そりに乗って行かなければ」と思うのですが眠りこんでしまいます。Fさんは、サンタがお弁当を食べてしまうところで「ダメ!ダメ!サンタさん食べちゃダメだよ」 と言うようにアラーム音をたくさん鳴らしました。
その後は、森の動物たちがサンタを助けてくれます。 眠そうにしてましたが、お話を楽しんでいたようです。 次回は、1月27日です。